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2010-11-28 (Sun)
国立新美術館で「没後120年 ゴッホ展 ─こうして私はゴッホになった─」を観てきました。
http://www.gogh-ten.jp/tokyo/

日曜日だったこともあり、大変な混雑で、息苦しくて倒れそうでしたが・・・。


『炎の画家』と称されるように
強烈な個性を持つ天才画家というイメージの強いゴッホですが、
初期の頃は、同時代の画家の絵を忠実に模写したり、
繰り返しデッサンを描いたりして、
地道な努力を重ねていたんですね。

時代を追って展示されているので、
印象派の画家達の描画技法や日本の浮世絵の構図を研究し、
徐々に独自の表現を身につけていく様子が手に取るように分かりました。

アルル時代に描かれた「種まく人」は、派手な色遣いや単純化した構図で、
ミレーの「種まく人」とはかけ離れた
ゴッホにしか描けない「種まく人」になっていました。



ゴッホの絵は何年か前にもう観たし、、、
なんて、行こうかどうしようか迷っていたんですけど、
ゴッホの絵はやはり、静物も風景も自画像も、
実物よりも(?)生き生きと描かれていて
今にも動き出しそうだったり、風や音や空気感が感じられたり
何度観ても感動します!

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