fc2ブログ
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
2010-08-26 (Thu)
三島から箱根に移動して(意外と近かった!)、ポーラ美術館に行ってきました。

開催中の企画展は、「ポーラ美術館の日本画 杉山寧 晩年の大作<洸>を中心に」でした。
http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/01_01.html

西洋近代絵画のコレクションで知られるポーラ美術館ですが、
日本画も多数収蔵していて、その中から約120点を
1期と2期に分け、全作品を入れ替えたということです。

サブタイトルの通り、杉山寧の作品を中心に
横山大観、福田平八郎、東山魁夷、高山辰雄、平山郁夫など
錚々たる顔ぶれの作品が展示されていました。

静かな空間の中で、しばし夢のような時を過ごすことができました。


杉山寧の日本画っぽくない厚塗りの質感や、
東山魁夷の透明感のある色彩、
平山郁夫は金を多用していたことなど、
実際に観てみないと発見できないことがたくさんありました。

杉山寧の作品のタイトルはほとんどが
漢字一文字で音読みするんですね。
こんなところにも発見がありました。


ポーラ美術館のコレクションは
40年余をかけて収集し、9,500点にも及ぶそうです。
現在展示中の洋画やガラス作品も素晴らしかったですが、
今回はあまり時間がなく、ゆっくり鑑賞できなかったので、
また別の機会に、たっぷり時間をとって訪れたいと思いました。


スポンサーサイト



| アート・デザイン・エンタメ | COM(0) | TB(0) |
2010-08-26 (Thu)
三島にある佐野美術館で「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」を観ました。
http://www.sanobi.or.jp/tenrankai/tenrankai.html

堀内誠一は、
1970~80年代に『アンアン」『ポパイ』『ブルータス』などの
ヴィジュアル雑誌の黄金時代を築いたアート・ディレクター、
『ぐるんぱのようちえん』『たろうのおでかけ』『マザー・グースのうた』などの
ベストセラーを生んだ絵本作家、
『パリからの旅』『空とぶ絨毯』など
<旅の絵本>ともいえる楽しいガイドブックを著した旅行家、
『絵本の世界 110人のイラストレーター』などで
絵本の歴史や画家たちを紹介した絵本批評家と、
たくさんの肩書きを持ち、さまざまな分野で多彩な仕事を残した人です。


最初の展示室では、
なんとわずか14歳で新宿の伊勢丹百貨店宣伝課に入社してから
後に雑誌などでアート・ディレクターとして大活躍するまでの
主にデザインの仕事が展示してありました。
今見ても新しい印象を受けるし、素晴らしい!と思いながら
次の展示室に足を進めると、、、

美しいイラストの数々に目を奪われてしまいました!

2つ目の展示室は『旅』がテーマになっていて、
パリを中心としたヨーロッパ各地や世界中を訪ね歩いた
イラストが展示してありました。

色彩の鮮やかさ、タッチの軽妙さや多彩さは、
ラウル・デュフィを彷彿させます。
人物の表現も表情豊か。
イラストの周りにはとても小さい文字で、エッセイが綴ってありました。
その観察眼、洞察力の鋭さには目を見張るものがありました。

小さな文字を読むために
虫メガネがいくつか置いてありました!

旅の感動をただ絵に描くだけでなく、
エッセイを書き加えたり、イラストマップにしたりという所はやはり
アート・ディレクターなんですね。
編集能力の高さやレイアウトの上手さも際立っていました。


最後の展示室は『絵本』がテーマでした。
絵本の数もとてつもなく多く、
絵のタッチは全部違うし、
原画を見ると、印刷では出ないような
いろいろなテクスチャーが施してあるのも分かりました。



堀内誠一は、たった54年の生涯で、
28カ国、300都市以上を旅し、
手がけた絵本は100冊以上にのほるそうです。

なんと濃い人生なんでしょう!!!


三島まで行って良かったです。

| アート・デザイン・エンタメ | COM(0) | TB(0) |